為替相場レポート
ニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロで1月以来の安値に下落。
(背景)
米財政赤字が拡大する中で、米国債利回りと金相場が上昇、インフレ加速の兆候と受け取られた。10年物とインフレ連動国債(TIPS)10年物の利回り差は1.73ポイントと、昨年9月以降で最大まで拡大。インフレ加速化観測が反映された内容だった。
○対ユーロでの動き
1ユーロ=1.3894ドルと、前日遅くの1.3791ドルと比べ、ドル安でNY時間の取引を終えた。
○対円での動き
1ドル=94円43銭と、前日遅くの94円71銭と比べ、ドル安でNY時間の取引を終えた。
(ご参考)
★ニューヨーク金先物相場は続伸。3月以来の高値まで上昇した。世界的に株価が下落したことで、代替投資先としての金の魅力が増した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物相場6月限は前日比13.80ドル(1.5%)高の1オンス=951.20ドルで取引を終了した。
★ニューヨーク銅先物相場は、過去1週間で最大の下げとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が先月の連邦公開市場委員会(FOMC)で、米景気の下振れリスクを警戒していたことが議事録で明らかになるなか、世界的なリセッションが金属需要を減退させるとの懸念が再燃した。FOMCは20日発表した経済予測で、米経済見通しについて著しい下振れの可能性があると指摘。リセッションは年内を通して継続し、失業率は最大9.6%まで上昇すると予測。この見通しは当局の1月の予想よりもさらに悲観的な見方となっている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場7月限終値は前日比5.55セント(2.6%)安の1ポンド=2.051ドル。中心限月としては13日以降で最大の下落率となった。

